Japan

よくある質問(FAQ)

eBird/ Merlinを始めるときのよくある質問

Merlinで野鳥を識別するときのよくある質問

eBirdに投稿する際のよくある質問

eBirdで検索するときのよくある質問


eBird/ Merlinを始めるときのよくある質問

QeBirdは、誰でも利用できますか?

A.誰でも利用できますが、コーネル大学鳥類学研究室(Cornell Lab of Ornithology)のアカウントが必要です。eBirdのほか、野鳥識別をサポートするアプリ「Merlin 野鳥識別」も同じアカウントで利用いただけます。
アカウントの作成方法はこちら

なお、13歳未満は個人のアカウントを作成できないので、下記を参考に保護者や先生などと一緒にご利用ください。
教材「野鳥観察を市民科学に 学校教育でのeBird利用ガイド」


QeBirdやアプリ「Merlin野鳥識別」を利用する際、料金はかかりますか?

A.eBird(ウェブサイト/モバイルアプリ)、Merlinいずれも無料でご利用いただけます。


QeBird/Merlinの使い方を見たり、アプリをダウンロードするには、どのページを見ればよいですか。

A.日本野鳥の会のホームページをご覧ください。
eBird Japan


Qアプリをダウンロードする際に出てくる「バードパック」とは何ですか?

A.バードパックは、その国/地域で見られる鳥類の情報がまとめられたものです。国内で使う場合は、日本のバードパックをインストールしてください。アプリ「eBirdモバイル」、アプリ「Merlin野鳥識別」それぞれ、バードパックをインストールする必要があります。


QeBirdと、アプリ「Merlin野鳥識別」の違いは?

A.eBirdは誰でもアクセスできる、世界最大の野鳥観察データベースです。eBirdに投稿された野鳥観察情報は、世界中のバードウォッチャーの情報源となるほか、科学研究や保全活動に活用されます。Merlinは、eBirdの投稿データと連動して、AIが識別をサポートするアプリです。Merlinでも、識別した野鳥を記録してライフリストを作ることができますが、個人的な記録となり、情報が公開されることはなく、科学研究等にも利用されません。バードウォッチングが初めての方、野鳥の識別が難しいという方は、まずMerlinをお試しいただき、慣れてきたらeBirdへの投稿をおすすめします。


Q.ウェブサイト「eBird Japan」とアプリ「eBirdモバイル」の違いは?

A.eBirdへの投稿は、ウェブサイト、アプリのどちらからでもできますが、アプリは、バードウォッチングをしながらリアルタイムで投稿するときに便利です。位置情報や継続時間が自動的に記録されるので、自分で入力する必要がありません。

一方、ウェブサイト「eBird Japan」では、過去の観察結果や、写真・動画・音声等のメディアも投稿できるほか、世界中の野鳥情報や探鳥地の検索、eBirdを利用した科学研究の閲覧など、投稿以外の機能が充実しています。また、使い方の解説や、日本のユーザー向けのニュース等も掲載しています。リアルタイムでの投稿はアプリを、それ以外はウェブサイトをご利用ください。


Q.種名が日本語で表示されません。

A.「設定」の種名表示で、日本語を選択してください。

アプリでは選択後「分類の更新」「更新情報のダウンロード」「更新情報を保存」というメッセージが順に表示され、完了すると選択した言語で種名が表示されます。

詳しくはこちら:
eBird/Merlinで種名を日本語表示にするには


Q.eBirdで、自分の名前が公開されないようにできますか?

A.ウェブサイトの「マイeBird」から「設定」をクリックし、「公開する名前の表記」で「Anonymous eBirder」を選択してください。


Merlinで野鳥を識別するときのよくある質問

Q.アプリ「Merlin野鳥識別」で、候補となる鳥がまったく出てきません。

A.日本のバードパックがインストールされているかどうか、確認してください。


Q.識別結果に、実際に見た鳥と合致するものがありません。

A.大きさ、色の選択を変えて、再度識別してみてください。

(大きさは、距離が離れていると正確に把握できないことがあります。色も、光の状況によって実際と異なって見えることがあります。)


Q.写真識別は、スマートフォンでもできますか?

A.水辺のカモ類など、比較的大きく、近づいて撮影できる鳥であれば、スマートフォンの写真でも識別可能です。


Q.カメラで撮影した鳥を識別したいのですが、Merlinはパソコンでも利用できますか?

A.パソコンでは利用できません。カメラで撮影した鳥を識別する場合、データをスマートフォンに移して(Googleドライブ等で、または直接)お試しださい。


Q.音声識別はできますか?

A.音声識別は現在、北米・ヨーロッパでは利用できますが、日本(アジア)では利用できません。


Q.Merlinで識別した鳥をeBirdに投稿することはできますか?

A.できます。スマートフォンにアプリ「Merlin」と「eBirdモバイル」を両方インストールし、Merlinで識別ができたら「eBirdで報告する」をタップしてください。eBirdモバイルに移動するので、通常の手順で投稿してください。


eBirdに投稿する際のよくある質問


Q
.野鳥の識別に自信がありませんが、eBirdに投稿できますか?

A.見た鳥全てを識別できていなくても構いません。識別に自信が無いものは除外し、識別できた範囲で投稿してください。


Q.投稿の際に「完全なチェックリストを投稿していますか」と聞かれますが、「完全なチェックリスト」とは何ですか?

A.識別できた鳥を全て記録していれば「完全なチェックリスト」になります。質問には「はい」と答えてください(すべての種が識別できなくても、構いません)。


Q.個体数がわからなかったときはどのように入力すればよいですか?

A.個体数の推定ができる場合は、推定を入れてください(例:10、100、1000単位で入れる)。2羽か3羽かわからない、というときは「最低でも2羽見た」として、少ない方を入れてください。

全くわからないときは、ウェブサイトから投稿するときは「X」と入れてください。モバイルアプリから投稿するときは「観察された数」は入れずに「出現」をチェックしてください。


Q.過去のバードウォッチングの記録も投稿できますか?

A.日時と場所がわかっていれば、過去の記録も通常と同じ方法で投稿できますが、ウェブサイトからのみ投稿可能です。

詳しくはこちら:
過去の記録を入力するには


Q.探鳥会など、グループでバードウォッチングしたときの結果は投稿できますか?

A.グループでバードウォッチングをした時は、代表者1名がチェックリストを作り、他の参加者と共有してください。

詳しくはこちら:
グループでバードウォッチングをした時の投稿方法


Q.種名の横にマーク(フラグ、ウェブサイトでは「希少」と表示)が付いた種を投稿するには、どうしたらよいですか。

A.その時期にその場所で記録されたことがない種や、珍しい種には、種名の横にマーク(フラグ)が付いています。投稿の際には、どのように識別したか、詳細情報を記入してください。写真や動画があれば、追加してください。レビュアー(eBirdの投稿データを確認する専門家)が確認する際に役立ちます。


Q.センシティブな種とは何ですか?

A.eBirdのような誰でもアクセスできるデータは、違法に捕獲されたり取り引きされたりする種にリスクを与える可能性があります。そこで、eBirdでは、希少種や脅威を受けやすい種を「センシティブな種」として情報の公開を制限しています。「センシティブな種」を投稿した場合、位置情報など詳細は公開されません。

詳しくはこちら


eBirdで検索するときのよくある質問

Q.見たい鳥の、写真や音声、分布域を検索するには、どうしたらよいですか。

A.ウェブサイトの「検索」をクリックし、種の検索に種名を入力してください。その種の写真や音声、分布域の地図等を見ることができます(ここでは、観察地点は表示されません)。

詳しくはこちら:
野鳥観察情報の検索について


Q.見たい鳥が観察された場所を検索するには、どうしたらよいですか。

A.ウェブサイトの「検索」から、「種別マップ」をクリックし、種名を入力してください。地図をズームすると、場所が表示されます。

詳しくはこちら:
野鳥観察情報の検索について