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オクトーバー・ビッグ・デー2023に世界で見られた鳥は?

10月14日(土)、世界一斉野鳥カウント「オクトーバー・ビッグ・デー」が開催されました。昨年を上回る世界191カ国から、36,000人以上が参加し、投稿されたチェックリストの数は83,735件、観察された種数は昨年より72種増え7,525種となりました。また、48,749点もの写真と、1,247点の音声が記録されました。最も多くの種が記録されたのは、ペルーの1,384種、次いでコロンビア1,326種、ブラジル1,210種の順でした。日本国内では、昨年の165種を上回る、207種が記録されました。また日本は、2022年からのeBird利用者数の増加率が世界で8位となりました。

オクトーバー・ビッグ・デーを機に、初めてeBirdに参加した方は、世界で1,665人でした。現在、世界中のeBirder(eBirdの利用者)は92万3000人となり、投稿された観察記録は15億件を超えています。次のビッグ・デー(世界一斉野鳥カウント)は、2024年5月11日(土)のグローバル・ビッグ・デーです。

左から、国ごとの記録種数、チェックリスト投稿数、2022年比のチェックリスト増加率の表

左から、この日の国ごとの参加者数(eBird利用者数)、新規参加者数、2022年比の参加者数増加率の表