マナーを守って野鳥観察を

フィールドマナー

バードウォッチングをするときには、野鳥や自然環境への配慮を忘れないようにしましょう。また、公園などで観察するときは、一般の利用者の迷惑にならないように注意しましょう。

日本野鳥の会では、野鳥観察時の基本的なマナーを「フィールドマナー」と呼んでいます。

詳しくは、こちらをご覧ください

野鳥撮影のマナー

近年、カメラやレンズの性能が向上したことで、野鳥撮影を趣味とされる方が増えています。

その一方で、私有地に立ち入ったり、公道を占有することで住民の方々の迷惑になったり、一定の距離をとらずに野鳥の生息圏に踏み込んだりといった撮影者のマナーの悪さも問題になっています。そこで日本野鳥の会では、とくに野鳥撮影をする上で守ってほしいマナーを「野鳥撮影マナー」として配慮を呼びかけています。

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eBirdでも、観察した鳥の写真や動画を投稿することができます。また、科学研究プロジェクトという側面から、その種を観察した根拠に写真の添付が求められることがあります。

eBirdに投稿する目的で写真を撮る場合も、「営巣中、育雛中の野鳥や巣へは近づかない」「野鳥を追い回さない」「餌付けや、環境改変は行わない」など、野鳥にストレスを与えないように日本野鳥の会ホームページの撮影マナーをご覧いただき、十分な配慮をお願いします。なお、特別な場合()を除き、巣やヒナの写真は投稿しないようにお願いします。

特別な場合とは:レビュアーから繁殖確認の証拠として、提出を求められるなど。eBirdのレビュアーは、eBirdに投稿された鳥類データを確認する専門家で、珍しい記録や、その時期、その場所では見られそうにない鳥の記録が投稿された時には、投稿者に詳細を確認することがあります。

また、珍しい種を撮影したときは、すぐに投稿せずに、その種がいなくなってからチェックリストに追加するなど、記録の公開によって多くのバードウォッチャーが押し寄せ、野鳥や環境に影響を与えることがないように配慮しましょう。

なお、eBirdでは、希少種や脅威を受けやすい種は「センシティブな種」として情報の公開を制限しています。「センシティブな種」の写真を投稿した場合、詳細情報(日付、場所、観察者、チェックリストのリンク)は公開されません。

*センシティブな種、珍鳥や場所などを公開しない方が望ましい種について、詳しくはこちら