グローバル・ビッグ・デー2023に世界で見られた鳥は?

5月13日(土)、世界一斉野鳥カウント「グローバル・ビッグ・デー」がeBirdで開催されました。世界199カ国から、58,700人以上が参加し、投稿されたチェックリストの数は約150,000件、観察された種数は7,636種となりました。また、72,561点もの写真と、3,475点の音声が記録されました。最も多くの種が記録されたのは、コロンビアの1,530種、次いでペルー1,454種、ブラジル1,199種の順でした。

日本国内では、390件のチェックリストが投稿され、214種が記録されました。また日本は昨年比で、参加者数、チェックリスト投稿数の増加率ともに世界でベスト10に入りました。

この日、日本はあいにくの雨でしたが、日本野鳥の会では国立科学博物館附属自然教育園で「グローバル・ビッグ・デー!eBird野外体験講座」を開催。参加者15人とスタッフで観察した鳥をカウントしました。

また、グローバル・ビッグ・デーは、世界渡り鳥の日(World Migratory Bird Day)と重なっており、多くの渡り鳥が休息や採餌に訪れる干潟や湿地、湖などでもバードウォッチングが行われました。

次の世界一斉野鳥カウントは、10月14日(土)のオクトーバー・ビッグ・デーです。

左から、国ごとの記録種数、チェックリスト投稿数、チェックリスト増加率(昨年比)のランキング

左から、この日の国ごとの参加者数(eBird利用者数)、新規参加者数、参加者数の増加率(昨年比)のランキング

*世界で観察された鳥はこちら

*日本国内で観察された鳥はこちら

*eBird Japan はこちら

*グローバル・ビッグ・デーの報告記事(英文)はこちら