アプリ「Merlin野鳥識別」

野鳥識別アプリ「Merlin」を使ってみよう

見つけた野鳥の名前がわからないとき、いつでも、どこでも使える便利なアプリがあります。野鳥識別アプリ「Merlin(マーリン)」は、eBirdに蓄積された野鳥観察情報を利用して、識別をサポートする無料アプリです。

見つけた時の情報で

Merlinで野鳥識別をするときは、5つの簡単な質問に答えていきます。はじめに聞かれるのが最も重要な質問で「どこでその鳥を見たか?」、次が「いつその鳥を見たか?」です。Merlinは、eBirdに投稿された8億件以上の目撃情報に基づいて、その場所でその時期に見られる種をすばやく絞り込みます。

3番目は「その鳥はどのくらいの大きさか?」です。Merlinでは、比較的どこでも見られる鳥を「ものさし鳥」としてサイズ比較の基準にしているので、そこから見た鳥のサイズを選びます。

4番目の質問は、体の色です。見た鳥の色を3色まで選ぶことができます。

5番目の質問は「その鳥は何をしていたか」です。

5つの質問に答えると、Merlinはあなたの回答に最も近い鳥のリストを提示します。リストから、それらの写真や音声を確認できます。

見た鳥を識別できたら「これが私の見つけた鳥です」をクリックしてください。こうしてあなたが提供した情報によって、Merlinの識別精度が上がります。

撮影した写真で

見つけた鳥の写真があれば、Merlinの写真識別機能を使うことができます。最先端のAI技術により、Merlinは、何千種もの鳥類を90%以上の精度で識別することができます。

野鳥識別アプリMerlinの使い方を詳しく知りたい方は、動画をご覧ください。

野鳥識別アプリMerlinのダウンロード

※大きさや、色の選択が適切でないと、正しく識別できないことがあります。
※日本の鳥の画像データはまだ少ないため、皆様の写真投稿で徐々に精度が上がっていきます。
※不鮮明な写真は、正しく識別できないことがあります。

珍しい鳥を識別するときの注意

eBirdで “珍しい種”とされている種を識別する際には、複数の情報を参考にすることをおすすめします。その地域・国のフィールドガイドを見て、見た鳥の特徴だけでなく、生息範囲、季節、行動、生息環境などに注意して識別してください。