Japan

キャンペーン「バードウォッチングウィーク!身近な水鳥をeBirdに投稿しよう」

11月1~7日はバードウォッチングウィークです。秋から冬にかけては木々の葉が落ちて鳥の姿を見つけやすくなりますし、ガン・カモ類など比較的大型の水鳥も渡ってくるので、バードウォッチングを始めるのに最適の時季です。日本野鳥の会では、この期間、いつでも好きな時にバードウォッチングをして、世界最大の市民科学プロジェクト“eBird”に情報を寄せていただくキャンペーン「バードウォッチングウィーク!身近な水鳥をeBirdに投稿しよう」を実施します。

今回のテーマは「身近な水鳥」です。公園の池や近くの川など、身近な水辺で見られる鳥を観察して、eBirdに投稿してみましょう。観察対象種の水鳥3種(ヒドリガモ、マガモ、オオバン)をすべて見た方、7日間毎日投稿した方には、素敵なプレゼントも! キャンペーンに合わせて、野鳥識別アプリ「Merlin」の使い方を紹介するオンラインセミナーや、野外でeBirdの使い方を学ぶ講座も開催します。

期間

2023年11月1~7日(バードウォッチングウィーク)

参加方法

期間中いつでも、好きな時間にバードウォッチングをして、見た鳥をアプリ「eBirdモバイル」またはポータルサイト「eBird Japan」から投稿してください。

※eBirdに投稿するには、アカウントが必要です。
アカウント作成方法

※種名がわからない鳥を見た時は、識別をサポートするアプリ「Merlin野鳥識別」をご活用ください。

※初めて使う方は「eBird/Merlin 設定と基本操作ガイド」(PDF/1.2MB)をご覧ください。

投稿方法

スマホアプリ「eBirdモバイル」または、eBird Japanウェブサイトから投稿できます。投稿方法は、以下をご覧ください。

参加賞

①サントリー特別賞

協力:薮内正幸美術館

期間中にチェックリストを投稿された方のうち、観察対象種(水鳥3種:ヒドリガモ、マガモ、オオバン)をすべて見た方10人 (該当者多数の場合は抽選)に、サントリーホールディングス株式会社提供のステンレス製真空タンブラー『クマタカ』(薮内正幸イラスト)をさしあげます。

<観察対象種-水鳥3種->

ヒドリガモ
全長48cm
くちばしは灰色で、先が黒い。オスの額は黄色く、頭からくびは茶褐色。
eBirdで写真を見る&音声を聞く

マガモ
全長59cm
オスは、緑色の頭に黄色いくちばし、首の白いリングが特徴。
eBirdで写真を見る&音声を聞く

オオバン
全長39cm
全身黒く、くちばしと額が白い。カモに似ているが、クイナのなかま。
eBirdで写真を見る&音声を聞く


※その場で観察できた上記3種以外の種についても、記録して投稿してください。貴重な観察記録になります。
※期間中(11月1~7日)であれば、上記3種が複数のチェックリストにまたがっても構いません。


②日本野鳥の会賞

7日間毎日チェックリストを投稿した方10人(該当者多数の場合は抽選)に、日本野鳥の会オリジナルグッズ「卓上カレンダーと、今治タオルハンカチ・カワセミ」をプレゼント!


キャンペーン関連講座(オンライン/対面)のご案内

1.オンライン講座・ウェビナー「AIと野鳥識別対決‐Merlinに挑戦!」

  • 日時:2023年10月26日(木)19:00~20:00
  • 内容:「Merlin」は、世界最大の野鳥観察データベースeBirdと連動して、野鳥の識別をサポートするアプリです。このウェビナーでは、Merlin(AI)とバードウォッチャー(日本野鳥の会:奴賀俊光)の識別クイズ対決を通じて、野鳥を識別するポイントと、アプリ「Merlin野鳥識別」をうまく活用するコツをご紹介します。識別クイズには、視聴者の皆さまもご参加いただけます。
  • 方法:Zoomウェビナー
  • 定員:300名(先着順)
  • 参加費:無料

詳細・お申込みはこちら

2.対面講座「eBird野外体験講座」

  • 日時:2023年11月5日(日)10:00~12:00 雨天決行
  • 内容:野鳥を観察し、モバイルアプリからeBirdに投稿するまでの手順を、フィールドで体験します。 11月4~5日に開催されるジャパン・バードフェスティバル会場での講座となります。
  • 会場:手賀沼親水広場・水の館3階研修室と周辺
  • 定員:20名(先着順)
  • 講師:日本野鳥の会スタッフ
  • 参加費:無料

詳細・お申込みはこちら


eBirdとは

世界的な科学研究プロジェクト

eBird(イーバード)は、米国・コーネル大学鳥類学研究室(Cornell Lab of Ornithology)が運営する世界最大の野鳥観察データベースであり、市民科学(市民と科学者が協働する科学研究)プロジェクトです。eBirdには世界中のバードウォッチャーから10億件を超える野鳥観察情報が寄せられ、蓄積されたデータは鳥類の調査研究や保全活動に活用されています。
eBirdでは、自分のバードウォッチングの記録をスマートフォンやPCから投稿して、データベースに保存することが(アーカイブ)できます。また、さまざまな検索機能で、見たい鳥の写真や音声、どこに行けば見られるか、人気のバードウォッチングスポットなどを調べることができます。

くわしくはこちら


お問い合わせ

(公財)日本野鳥の会
〒141-0031 東京都品川区西五反田3-9-23丸和ビル
担当:自然保護室 葉山政治/岡本裕子
電話:03-5436-2633  E-mail:ebirdjapan@wbsj.org