カシラダカ Emberiza rustica

夏羽は派手で、黒い冠羽と太く白い眉斑と顎線が特徴的。オスの頰は黒く、メスの頰は赤茶色い。メスの冠羽後部の色はオスと比べると薄い。冬羽はオオジュリンに似るが、本種は嘴のピンク色と耳の白色によって判別できる。又、本種の上尾筒はウロコ模様で横からも見えることが多い。トウヒやカバノキ、ヤナギが生える亜寒帯の低地の落葉樹林や水に浸された深い松林で繁殖する。チッと短く区切られた声で鳴く。夜間は柔らかいメロディーで囀ることがある。