チシマウガラス Urile urile

黒く緑色の光沢があり、首は青みがかり、顔は赤く、嘴は黄色がかっている。脚の付け根に白色斑がある。幼鳥は成鳥に比べてくすんだ色で、特に顔の色がくすんでいるが、通常、嘴の付け根に淡いピンク色の部分がある。岩場の海岸線で見られ、不安定な崖の上で集団で繁殖する。分布域は、アラスカのケナイ半島から、アリューシャン列島とプリビロフ諸島からカムチャッカ半島、千島列島を下って北海道に至る。ヒメウによく似ているが、本種の方が首が太く、顔が鮮やかで、嘴が太くて色が薄い。魚を食べる。