クマタカ Nisaetus nipalensis

大型のタカで、森林に覆われた丘陵地に生息する。小さな頭、非常に幅が広い翼を持ち、大きく、しばしば扇形に広がる尾をしている。あまりはばたかないで輪をえがいて飛ぶことが多い。とまっているときには、薄く直立した冠羽状の羽毛があることで、他のタカと識別できる。成鳥は濃い褐色で、腹に太い茶色の横斑と、喉に黒い縦斑がある。幼鳥は下面が淡く、褐色の上面には淡い縁取りの羽毛があり、頭部はほとんどが淡く、薄い斑点や茶色の縞がある。