ヤマシギ Scolopax rusticola

ずんぐりしたシギで、姿を見ることが難しい。主に夕暮れと早朝に活動する。森や林の中の湿った葉のある場所を好むが、夜になると湿った牧草地に出てきて採餌する。驚くと素早く飛び立つが、鳴かないことが多い。太った体と長い嘴が特徴。他の小型でスリムなシギに比べると、はっきりした縞模様は無い。繁殖期には夕方、オスは自分の縄張りをパトロールし、飛びながら特徴的な奇妙な声で鳴く。